１０月の初めに、林間学校に行ってきました。「55人で協力！笑顔できずなを深めよう！！」のテーマのもと、実行委員を中心に準備進めてきた子ども達。みんな体調を崩したり大きなケガをしたりすることなく、充実した２日間を過ごすことができたようです。４つの活動の様子を紹介します。
１つめの活動は、美し森絵図ハイクです。絵図を頼りに班ごとに森の中を歩き、ゴールの清泉寮を目指します。足もとがぬかるんでいて滑ってしまったり道を間違えそうになったりとハプニングもありましたが、友達と声をかけ合い最後まで支え合いながら、全班無事ゴールにたどり着くことができました。
２つ目の活動は、冒険ハイクです。雨が少し降っていたため、安全を考慮し９つのチャレンジポイントに挑戦しましたが、どの班も友達と助け合って進んでいました。特に「友情のウォール」では、誰から壁を越えるか、苦手な子をどうやったら越えさせることができるかなどをみんなで考え、協力してチャレンジしていました。
３つめの活動は、ナイト追跡です。暗い森の中を、懐中電灯を照らしながら木につけられた黄色い夜行板を目印に歩きます。夜行板を見逃さないように声をかけたり、先頭の子が「下に石があるよ。気をつけて」と教えてあげたりしながら歩いていました。真っ暗な森の中で、川の音や虫の鳴き声など、昼には感じられない夜の自然を感じることができたと思います。
４つめの活動は野外炊事、カレー作りです。かまど係りと水場係りに分かれて準備しました。家庭科の時間に炊いたご飯の反省を生かして、水加減もよく、「おいしく炊けた。」という声が多く聞かれました。カレーの野菜は、火が通りやすいように小さめに切ろうという工夫も見られました。やはり、自分たちで作ったカレーライスは特別においしかったようで、ほとんどの子がおかわりをしていました。
この２日間、自然の素晴らしさを実感し、仲間と協力し助け合うことなどたくさんのことを学べたと思います。林間学校で学んだことを生かすと同時に、課題解決を意識し、さらに頼もしい5年生になっていってほしいと思います。
